9月8日(日)、東部コミュニティセンターにおいて『第9回ジュニアエコノミーカレッジ in 米沢』の販売シミュレーションが開催されました。

今回の販売シミュレーションは、9月29日(日)に松が岬公園・伝国の杜周辺で開催される『なせばなる秋まつり』において販売実践をするにあたり、自分たちのお店、商品、販売の仕方、役割分担などの課題を見つけるためのものです。

前回のアクティブセミナーにおいて作成したドリームプラン・ドリームボードをもとに、お店の看板や飾り付けを準備し、保護者の皆さまから出資していただいたお金や、模擬の銀行から借入をしたお金を元手に販売する材料などを仕入れて、商品をつくって持ちよったり、当日下ごしらえが必要な会社は、調理室をお借りして商品の下ごしらえと調理をおこないました。

 

準備が整ったら、いよいよ販売シミュレーションの開始です!

前半、後半の2グループに分かれ、模擬のお金を使って、実際に販売を行いました。(各グループ15分間)

 

 

お客様役として、保護者の皆さまや米沢YEGメンバーも混ざり、お客様の立場、目線から、各お店の良かった所や、「ここをこうしたら、もっと良くなる」といったアドバイスをアンケート用紙に記入していきます。

販売シミュレーション終了後、書いていただいたアンケートや、自分たちで気付いたことなどをまとめていきます。飾りつけや商品の並べ方でもっと工夫できるところはないか、宣伝の仕方やお客様への挨拶、声の大きさなどはどうだったか、販売の手順は大丈夫だったか、などについても振り返り、何が課題で、どうすれば解決、改善できるのか、会社のみんなで話し合って、振り返りシートに記入しました。

 

 

今回の販売シミュレーションにおいて、商品の試作品をつくったり、お店のレイアウトや飾り付けをおこなったり、本番を想定して模擬の販売をおこなったことで、子ともたちは様々なことに気付くことができたと思います。販売実践までの間に、今回得た経験を活かし、みんなで力を合わせて、今回見つけた課題を解決、改善できるように取り組んでくれることでしょう。

 

また今回、子どもたちが、商品をどのような手順や方法で販売するのかが明確になりました。商品やお店が目に見える形となったことで、子どもたちはもちろん、それに携わる保護者の皆さま、米沢YEGメンバーも販売実践へ向け、より一層ドキドキ・ワクワクした気持ちになりました。

 

9月29日(日)に松が岬公園・伝国の杜周辺で開催される『なせばなる秋まつり』において、子どもたちが考え、創り上げた商品の販売実践を行います。今回の販売シミュレーションで得た気付きや課題をどのように改善し、子どもたちが実際にどんなお店を創るのか、どのように自分たちが創った商品の良さをお客様へ伝え、販売するのか・・・皆さまお誘い合わせの上、会場となる伝国の杜前広場に是非とも足を運んでいただき、実際にご覧いただければと思います。

今後も子どもたち、保護者の皆さま、そして米沢YEGメンバーが一体となって、素晴らしいジュニエコにできるようにみんなで力を合わせ頑張っていきましょう!

超総務室 菱沼 徹也